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見直し(人件費)

2011. . 19
                    「見直し」
                                 シザースイシドウ経営会計担当スタッフ

 現在どこの美容院も厳しい状況の下経営を強いられていることかと思います。いつまでこの状態が続くのか。そう不安に思われている方も中にはいらっしゃることかと思います。どこ美容院も厳しいならうちだって厳しくても仕方がない。日本経済が回復するのを待つしかない。そんなお考えもあるのかと思います。ただ、実際には他力本願な考えばかりでは一向に良くならいのが経営です。今こそ如何にして生き残れるかといった経営の見直しがポイントになってくるのかと思います。売上を伸ばすためにどうしたらよいのか。コストを削減するにはどうしたらよいのか。こういったところをさらに細分化し考えることが重要です。      
今の時期に限ったことではないのですが売上の伸び悩む美容院では人材の見直しをされていることかと思います。賃金形態の見直し、正社員の代用としてのアルバイト雇用、あるいは作業効率や経験知識の蓄積を活かすため、アルバイトから正社員への積極雇用、アルバイト人件費のコントロールなど本当にさまざまです。
そこで今回はコストの中でもコスト比率の高く経営に良くも悪く左右する人件費をピックアップし、さらにアルバイトの人件費コントロールに限定していきたいと思います。
人件費のコントロールについてはどの業種にも言えることなので飲食店での実際の話をし各業界に代用して頂ければと思います。私が働いていた頃は売上目標を設定の上、人件費率(人件費÷売上)の設定をしてその目標に向かい営業を行うというスタンスでした。もちろんシフトでも平日の場合は人数を少なくしますし、祝休前日には人を多くします。次の日が平日であれば客足が引くのが早いと想定し出勤時間を早めて退勤時間を早めます。予想とは遥かにかけ離れる程のお客様が来店されない場合など、スタッフにお願いし出勤時間を急遽遅くしてもらう。あるいは休憩時間を一人あたり通常30分のところを60分でとってもらう。あるいは早くあがってもらう(これらには相当の信頼関係がなくては不可能です)。そういったことで、日々の人件費率の設定をある程度キープしていました。モチベーションの低下を避けるため単に人件費を削るだけではなく、空いた時間にホールスタッフが手書きDMの作成やエリアを絞って、チラシのポスティング、大型顧客獲得のための法人営業を行うなど、人件費から広告宣伝費への実質的な転換なども行いました。こういった人件費のコントロールを行う際、接客が命ともなるサービス業では人員不足やスタッフのモチベーションの低下から招く接客レベルの低下、提供スピードの低下などに気をつけなければなりませんでした。感覚として接客レベルを低下していないか感じることも必要であり、直接お客様のお声を頂くなども行っていました。またある程度数字でもわかるように売上÷労働時間数で一人の1時間当たり売上が(例えばですが)3500円以上~6000円以下という設定を設けその金額の間に落ち着かせることを目標とし、6000円を超えた場合に接客レベルが落ちている恐れがあるなど、独自の計算を用いて目に見てわかるようにしていました。(もちろん一概には言えませんが。)人件費を削ることはコストの観点からすると一時的に会社にとっていいのかもしれません。ただそれ故サービスレベルの低下を招き、結果として大事なお客様を逃してしまう、といったことになってしまっては元も子もありません。
人件費の削減に限らず全てのコスト削減に言えることですが、この削減、改善を行うことはお客様にとって、会社にとって、あるいは従業員にとって、良いのか悪いのか。それがどれ程の影響を及ぼし今後どのように影響してくるのかといったことまで考える必要があります。
経営の見直しや改善策を考える際には、細分化し考えること。それが誰にとって良いのか。ということを考えることがポイントとなってくることかと思います。
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